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青森ねぶたと徳島阿波踊り

青森・ねぶた祭から徳島・阿波踊りへ
8月、2年前の暑い日本の夏が思い出されます。
アメリカからホテルの予約なしで(全部ソールドアウトで)青森のねぶた祭に直行したのでしたが、
しかし青森市内のホテルは予定どうリ全て満杯で、仕方なく弘前市内まで行ってようやくビジネスホテルに一部屋が見つかりました。しかし不幸が幸いして、ちょうどここでも弘前ねぷた祭が行われていました。そして五所川原市でも五所川原立佞武多(たちねぶた)があることを知り、青森県を代表する3カ所のねぶた祭を汽車に乗って別の町へ毎晩通い、取材することができました。
3カ所ともそれぞれ特徴がありますが、しかし青森市内のねぶた祭には圧倒されました。300万とも言われる見物客で市内は溢れかえリハネトと呼ばれる踊り手達が祭を盛り上げます。
そして最後はねぶたは海に帰り花火の下で幕を下ろしました。

新しいバックミュージックに合わせて再編集したデジブック「ねぶた祭・The Nebuta Festival」です。
再アップしてから4千430あまりのアクセスと数多いコメントを頂きました。有り難うございました。






苦い思いでの阿波踊り撮影
その翌週(今年は8月12-15日)が徳島市の阿波踊りで青森からこちらへ直行したのですが、徳島市内のホテルは同じく何処も満杯で、鳴門市にようやく一部屋見つけてそこから電車で通いました。
阿波踊りは誰でも勝手にフリを付けて踊っているのかと思っていたのですが、これが大違い、足先から指の先まで全員が一糸乱れぬ統制の取れた動きで踊っているのです。
これには驚きました。そして美しい。
ボクはこの時ある東京の新聞社に御願いして報道用の腕章を借りてメイン会場の中に入ったのでしたが、阿波踊りの取材には阿波踊りを仕切っているところの腕章でなければ中に入れないと言うことを知りませんでした。
身体の大きな男が図々しく踊り手の真ん前で写真を撮っているのが目立ったのでしょう。係員がやってきてすぐに追い出されました。
そんな苦い思いでのある阿波踊りでしたが、一度は見たかったこの2つの祭を写真にする事ができて疲労困憊の2週間でしたが、長年の溜飲が下がったのでした。


徳島・阿波踊り・Awa Dance in Tokushima




お祭りの撮影テクニック
お祭りの撮影では写真撮影にも工夫をしています。
この激しい動きや興奮を自分も身体で表現しようとスローシャッターでのズーミングや流し撮り、カメラの回転などを多く使いました。五所川原の立ちねぶたの撮影は三脚を使い、5秒くらいのスローシャッターにしてストロボを1発当てて動きの中に人物を一瞬止めたものです。
ズーミングや流し撮りで注意する事は、ストロボを使って一瞬動きを止める事です。ストロボなしでは全てが流れてしまってメリハリのない写真になりがちですが、ストロボで写真の中に動きを止める事でインパクトが強くなります。ストロボ撮影で注意する事はストロボの光を弱めに設定してあくまでも補助光として使う事です。
デジタルカメラではすぐにモニターで確認できますので失敗を恐れずに挑戦すればすぐに上達できると思います。

「上記のアドバイスは上記のデジブックを見られた方たちからどうして撮影したのかと言う質問が圧倒的に多かったので説明させて頂きました。」





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テーマ : 祭り/イベント
ジャンル : 写真

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カズさん

Author:カズさん



全米の国立公園全58カ所を踏破したカメラマンが、60歳を機にアメリカ探険に再挑戦。観光では行けない、大自然と野生動物たちとの出会い。そして故郷日本へ帰り日本の野生動物、心の風景そして祭りに感動、28年ぶりの「日本再発見」を紹介します。それぞれの作品はデジブックのスライドショーで楽しめます。



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